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「強い経済」への転換~主役は中小企業

執筆者の写真: あいおい法務行政書士事務所
あいおい法務行政書士事務所
2025年12月19日
読了時間: 4分

令和7年11月12日に閣議決定された高市政権の「総合経済対策」は、日本を長く縛ってきた“デフレ・コストカット型”の発想から抜け出し、「成長型経済」へ舵を切ることを明確に示した大規模政策です。


総事業規模は40兆円超。とりわけ中小企業・小規模事業者への支援が厚く、賃上げ・価格転嫁・資金繰り・省力化投資など、「経営の根幹」に関わる領域が重点的にセットされています。


今回は、経営者の皆さまに特に関係が深い 「コスト削減」「価格転嫁・生産性向上」「成長投資・資金繰り」 の3領域に絞り使える施策とその狙いを分かりやすく整理してみます。


■1.コスト削減に直結する支援策

エネルギー価格や資材価格が高止まりする中、企業の体力を削る“固定費の圧迫”に対して、政府は短期的・直接的に効く施策を準備しています。


●電気・ガス料金の負担軽減

2026年1〜3月のピーク時期に合わせ、電気とガス料金を軽減。

冬場の暖房需要は業種を問わず影響が大きく、飲食・小売・介護など“店舗・施設型事業”ほど恩恵が出やすくなります。

●燃料油価格の安定化

ガソリン・軽油の暫定税率廃止に向けつつ、12月11日からはガソリンへの補助金を25.1円まで引き上げ。

物流・建設・訪問サービスなど、走るほどコストが上がる業種に有効です。

●重点支援地方交付金の拡充

地方自治体が地域の実情に応じて行う物価高対策を支援。

地域商店・中小建設業・運輸・農林水産など、ローカルビジネスの底上げにつながる仕組みです。


■2.価格転嫁と生産性向上を後押し

賃上げを実現するには、「適正価格で売れる環境」「稼ぐ力の底上げ」が不可欠です。

赤字企業を含めた中小企業が賃上げに踏み出せるよう、整備が進んでいます。


●公正な取引と価格転嫁の徹底

国や自治体の公共調達では、物価上昇を踏まえた単価見直しを実施。

最低賃金上昇やエネルギーコスト増を反映させる動きも加速します。

また、「労務費の適切な転嫁指針」の改正・下請Gメン330名体制による監督強化など、不当な値下げ要求を抑え、適正な価格交渉をしやすい土壌を整えます。

●賃上げ・設備投資の直接支援

業務改善助成金(最大600万円)

最低賃金引上げに合わせ、業務改善や設備投資で生産性を高める企業を支援。

重点支援地方交付金の追加メニュー

賃上げ促進税制が使えない赤字企業や農林水産業者を対象に、賃上げを実行できる環境を整えます。


■3.未来の成長につながる投資と資金繰り支援

デフレ脱却の鍵は「企業の稼ぐ力」です。

そのための「投資・経営改善・資金繰り」の後押しが強化されています。


●省力化投資の強化

飲食・宿泊・小売・サービス・製造・運輸・建設・医療・介護など12業種を中心に、生産性向上へ向けたデジタル化・自動化、省力化投資の支援を拡充。

“人手不足の解消 × 生産性向上”を同時に狙う施策です。

●伴走支援の強化

全国のよろず支援拠点に「生産性向上支援センター(仮称)」を設置。

企業の成長課題に気づきを与え、投資につなげる“プッシュ型”伴走支援がスタートします。

●資金調達と再生支援の強化

予兆管理の強化型信用保証制度の新設

銀行・保証協会・士業が連携して企業の兆候を早期に把握し、支援へつなげる仕組み。

セーフティネット貸付の拡充

売上または利益率が5%以上減少した企業に金利引き下げ。

経営改善・再生支援の強化

再生支援・資源整理・経営改善サポート保証など、中小企業活性化協議会の機能を強化。


■施策を“成果”につなげる鍵は、財務・資金繰りの計画性

これらの支援策を活かすには、資金繰り管理、金融機関との関係構築、投資計画の整理が欠かせません。

支援制度は多岐にわたる一方、申請タイミングや財務要件によって“使える・使えない”がハッキリ分かれます。


「どれを使えばいいのか分からない…」そんな時は、お気軽に当事務所へご相談ください。

経営者の皆さまが安心して前に進めるよう、財務面からしっかり伴走いたします。

 
 
 

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 富山県行政書士会所属 

 登録番号 第06242074号

 あいおい法務行政書士事務所  

    特定行政書士 申請取次行政書士

    CCUS登録行政書士

    財務コンサルタント

  ※ASJ認定財務コンサルタント

  銀行融資診断士

         代表 茶谷 昌宏 



 対象地域

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    愛知県

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