地域金融機関の「レビキャリ」活用
- 6月21日
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地域金融機関(地方銀行、信用金庫等)で、地域経済活性化支援機構~通称REVICが運営する「人材紹介プラットフォーム~REVICareer(レビキャリ)」の活用が増加中です。
レビキャリは、地域企業と経営人材をつなぐ「人材マッチング基盤」として、2021年10月から始動しており、金融機関が仲介役として同・基盤上に登録している大企業と地域の中堅・中小企業を引き合わせるシステムです。
中堅・中小企業は、同・基盤を通じて人材を採用すると、最大で450万円の給付金が支給されます。金融機関は地域の人手不足解消に貢献できるメリットがあるとしています。
大企業人材の累計登録者数は4,700人を超え、2024年3月末に比べ1.6倍と急増中です。
6月19日時点での成約件数は累計で200件に達しており、1年半で2.7倍に伸長。
登録金融機関は信用金庫を中心に増加、同プラットフォームを活用して成約した金融機関も53先に上ります。
特に2024年度は、同年3月末時点の72件から100件を超える成約があり伸長しています。
レビキャリに登録する地域金融機関も180機関で、うち信用金庫は74先となっています。
地域銀行の登録は96行でほぼ全行、このうち成約できた金融機関数は53機関に上ります。
金融庁は、さらなる普及促進に向けて「レビキャリ」を活用した経営人材マッチング事例集を作成し、地域銀行などの好事例を冊子にまとめています。
6月20日、冊子に掲載の金融機関による事例共有会を対面・オンラインで開催しています。
出席した監督局長は「この1年はレビキャリにとって大きな飛躍の年になった、地方創生の一丁目一番地ともいえる施策として、改めて地域金融機関の皆様にはお力を貸して頂きたい」とさらなる普及促進を呼びかけています。
※参照:ニッキンonline地銀・第二地銀のニュースより抜粋
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